HUBLOT(ウブロ) BIGBANG Evolution 301.SM.1770.RXの本物とコピー品の比較してみます。
(ちなみにコピー品は中国広東省で入手、日本円で約20,000円のA級品です。)
まずは全体。
左がコピー、右が本物です。
ぱっと見はよくできてますね。
文字盤、風防、ベゼル、ケース。
コピー
本物
本物、コピーとも風防にサファイアクリスタルを使用していますが、本物はブルーコーティング+低反射加工が施され、視認性に大きく差があります。
また、文字盤もコピーはカーボンプリンとシール、本物はリアルカーボンパネルです。
カーボン柄の配列も違いますね。
ちょっとアップで。
コピー
本物
この角度で見ると、文字盤カーボン部分の厚みの差がよく解ります。
また、ケースのエッジも本物は微妙にC面加工が施してあるのに対し、コピーはエッジが立っています。
シースルーバックから見えるムーブメント。
コピー
本物
コピー品はETA7750のAsianコピーにHUBLOT風ローター。プレートや、緩急針周辺に違いが見られます。
仕上げや色目も微妙に違い、厚みもコピー品の方が若干厚くなっています。
ややアップで。
コピー
本物
ここは仕上げの差がかなり見られます。コピー品はネジ周りのプレスが甘く、表面仕上げも雑です。刻印もコピーの方が深く、字体にも若干違いが見られます。
ケースサイドもコピーはサテン仕上げがされていません。
リューズ、ボタン
コピー
本物
コピー品はリューズの厚みが若干厚く、表面もサテン仕上げが施されておらず、ピカピカしてます。また若干浮いている感じがします。
画像では解りにくいですが、ボタンのサイズも若干違います。
バックル
コピー
本物
こちらもコピー品の方が光沢があり、ベルト固定用ピンの逃がし形状が違います(コピー品の方が穴径が小さい)
このように、詳しく見れば違いは解りますが、全体的な印象としては「かなり良くできてる」といえます。
現物を見たことがなければ、Web上の本物の画像とコピー品を比較しても解らないレベルかも知れません。
HUBLOTの腕時計については日本国内でもWeb上でコピー品が大量に出回っています。
騙されないように注意してくださいね。
この記事がちょっとでも参考になればと思います。
以上。
※この画像撮影後、コピー品は廃棄しました。(ETA7750のお勉強にはいいサンプルだったんですけどね)
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