Piroです。
Blogの方向性がさっぱりわからなくなってきた、今日この頃です(笑
今回は先日怪我(酔っ払って、すね強打、エグレ、擦過傷発生(痛))した経験を基BAND AIDの「キズパワーパッド」の使い方についてメモしておこうと思います。
まず、このキズパワーパッド、どんなもんかっていうと、最近話題の「湿潤療法」が自宅でできる。っていうものです。
この「湿潤療法」、簡単に言っちゃうと、いままでの外傷治療の常識である、「消毒して、軟膏塗って、ガーゼで保護して・・」という、基本的に「乾燥させる」治療ではなく「体が本来持っている治癒力を使って、乾かさずにキズを治す」というものです。(詳しくはググってください)
で、このキズパワーパッドについて、よくある誤解が次の二つ
・キズパワーパッドは一回貼れば、治るまで剥がさなくていい。
・キズパワーパッドにはお薬成分が含まれていて、その成分でキズが治る
これ、二つとも違うんですね。
まず、貼りっぱなし、ダメです。基本的に消毒機能等はありませんので、長く貼り続けると傷口から出る「滲出液」が劣化して、最終的に腐敗、細菌感染を起こしてしまいます。
(Piroはこれを知らずに14日間(!!)貼りっぱなしにした結果、ありえない状態(書けない)になってしましました・・・・)
また、キズパワーパッドには基本的に薬効成分はなく、あくまで「体の自己治癒力」によって傷を治します。「治療効果のある体液を乾燥させず、傷の周りに留まらせる」のが役割なんですね。だから常に「新鮮な体液(滲出液)」で傷がカバーされている必要があるわけです。
で、どうするのが良いのか?実体験と、WEBの情報をまとめてみました。
1.受傷時
・傷口を水できれいに洗って、キズパワーパッドを貼る。
※ここで「消毒」をしていけません。傷に対して悪い影響を与えるそうです。
2.パッド貼り付け初期
・パッドを貼って初期のころは、「滲出液」によってすぐ白く盛り上がります。この盛り上がりが大きいときは毎日パッドを交換、傷口の洗浄を行います。(※洗浄は水洗いです)
3.パッド貼り付け中期
・盛り上がりが少なくなり、1日では大きなふくらみが無くなってきたら、2~3日のサイクルで貼り変えます。貼り替え時には洗浄を忘れずに。
※この頃になると、傷の上に周りから徐々に上皮ができてきていると思います。洗浄時には、この薄い上皮を傷つけないよう注意しましょう。
4.パッド貼り付け後期
・傷の上皮化(傷全体に薄い皮膚ができている状態)が完了し、「滲出液」が出なくなったら(パッドが白く盛り上がらなくなったら)もうパッドを貼る必要はありません。
出来上がった上皮を破らないよう、十分注意して経過を観察しましょう。
大まかにはこんな流れになります。
今までの「ガーゼと包帯」式だと、取替え時に乾燥した体液とガーゼ、傷口がくっついて、剥がすとき非常に痛い(せっかくできてきた上皮も一緒に剥がしてしまう)思いをしましたが、このパッドを使用する方法では常に傷口が潤っているので、痛みはありません。(Piroの場合、すね毛がくっついて痛かったですが(笑)それはまた別の話)
正しい使い方をすれば、「痛くなく」「はやく」「きれいに」治療ができるすばらしい方法ですが、Piroのように使い方を間違えると、余計な感染症や、治癒の遅れを引き起こしかねませんので、皆さんも正しい使い方を身に着けてくださいね。
※ちなみにPiroはBAND AIDさんの社員でも、医療関係者でもありません。
ここに記した内容は、Piroの実体験と、WEBの情報をまとめた【備忘録】であり、この方法を用いて生じたいかなる損害に対しても責任は負えません。
以上
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